「首輪とハーネス、どっちが良いのかな・・?」
犬を飼っている方なら悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
もしかして、
という感じで選んでいませんか?
首輪とハーネスはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
合わないものを使うと犬の体に負担をかけるだけではなく問題行動に繋がる可能性もあるので、しっかりと違いを理解することが大切です。
首輪とハーネスは毎日使うものなので、正しい用途を知って愛犬に負担の無いものを選んであげてくださいね。
愛犬に合った首輪やハーネスの選び方
首輪とハーネスがもつそれぞれのメリット・デメリット
fuzzyard(ファズヤード)のお洒落なハーネスをご紹介
首輪のメリット
犬が首輪をつけるメリットは、散歩の際にリードを繋ぐことだけではありません。
迷子になった際に飼い犬であると一目で分かりますし、しつけもスムーズにおこなう事が可能になります。
しかし、首輪が合わない犬に使用すると、犬の体に負担をかけるだけのアイテムになってしまうので気をつけましょう。
まずは首輪の持つメリット・デメリットを知ることが大切です。
簡単に犬をホールド出来る
リードで繋いでいない犬を捕まえておきたいときに、首輪があるのと無いのとでは大きな差があります。
特に力の強い大型犬になると、首輪無しで捕まえておくことはとても難しいでしょう。
首輪があれば、とっさに掴んで逃さずに済みますし、大型犬でも簡単にホールドしておけるのでとても大切なアイテムなのです。
迷子札や鑑札を付けておける
首輪に迷子札や鑑札を付けておくことで、うっかり迷子にさせてしまった時にも飼い主さんの元へ戻ってくる確率がグンと高くなります。
もしもさまよっている犬が首輪をしていなかった場合、飼い犬なのか野良犬なのか分からないですよね。
保護した人は保健所に連れて行くか、自分の家や知人の家で飼い始めるというケースが多くなります。
首輪をしている事で「どこかの飼い犬だ」という判断が出来ることも、メリットのひとつです。
特に普段の散歩でハーネスを使用している小型犬の飼い主さんは首輪を付けていないことが多いですが、万が一に備えて迷子札と鑑札を付けた首輪の使用をおすすめします。
また、災害は突然来ます。
過去の災害でも、首輪がなくて飼い主さんの元に戻れなかった犬が大勢いました。
脱走だけではなく、災害時のことまで考えておけるとより良いですね。
しつけの際に指示が伝わりやすい
犬をしつける際には首輪とリードが基本セットです。
軽くリードを引くだけで犬に指示が伝わりやすいので、散歩中に横に付いて歩く練習や止まる練習を行う際は首輪を使います。
小型犬〜中型犬のしつけでは一般的なベルトタイプの首輪でも問題ありませんが、力強い中型犬〜大型犬には下記のようなチョークタイプの首輪が向いています。
リードをひく事で首輪が軽く締まり、犬にきちんと指示が伝える事が出来ます。
締まるのはリードがピンと張るくらい引っ張っている時のみで、リードを緩めると締まった首輪が緩む作りになっているので安心してくださいね。
チョークリードの注意点として、力強く引っ張る犬にチョークリードをつけると常に首が締まっている状態になってしまいます。
一瞬だけクイッとリードを引いて合図を送るのが理想なので、まずは犬が落ち着いている家の中で練習してみましょう。
それでも不安な方は、一度ドッグトレーナーさんに相談することをおすすめします。

首輪のデメリット
一方、首輪にもデメリットがあり、合わない犬に使用すると体へ負担をかけてしまう事があります。
気管の弱い犬には負担が大きい
パグやシーズー、キャバリアのような短頭種はマズルの長い犬種に比べて気管が強くありません。
リードを引っ張る時間が長いと喉が圧迫されて呼吸が苦しくなったり咳込んだりしてしまいます。
短頭種の中でもフレンチブルドッグやパグは引っ張る力が強いので、毎回首輪で引っ張らせてしまうと気管虚脱になる可能性があるので注意しましょう。
(気管虚脱とは気管を囲んでいる軟骨が柔らかくなってしまい、筒状の気管がぺちゃんこに潰れてしまう病気です。)
短頭種でなくても気管が弱い犬はいるので、健康診断の際に呼吸器系に不調が無いかを確認してもらうのがおすすめです。
首輪から頭が抜ける可能性がある
首輪はとても便利なアイテムですが、しっかりとサイズを合わせて置かないと犬の頭が簡単に抜けてしまいます。
脱走や事故にも繋がりかねないので、必ずこまめにサイズ確認をしましょう。
首輪を付けたときに、飼い主さんの指が2本分入る隙間があれば問題ありません。
お散歩に行く前に首輪のサイズ確認を習慣づけられると良いですね。
特に肉付きの良い小型犬〜大型犬の子犬はすぐに首輪がパンパンになるので、こまめなチェックをお忘れなく。
ハーネスのメリット
ハーネスのメリットは首輪が負担になってしまう犬に優しいという点です。
病気以外にも、首輪に慣れておらずパニックになりやすい子犬はハーネスの方が安心して散歩が出来るでしょう。
ハーネスの3つのメリットについて解説していきます。
呼吸器系の問題やヘルニアがある犬、シニアに負担が少ない

呼吸器系の問題やヘルニアを患っている犬は首輪よりも体にかかる負担が少ないハーネスを使用しましょう。
ベルトのみのハーネスよりも胸全体を広く覆うウェアタイプだと着脱もしやすいですし、犬も違和感を感じにくいのでおすすめです。
ダックスフンドやコーギーのように胴が長くて足が短い犬はハーネスが抜けやすいので気をつけてくださいね。
胸まわりがガッチリしているフレンチブルドッグやパグは、サイズ調節のしやすいハーネスを選ぶと失敗しません。
散歩を始めたての子犬に使いやすい
子犬は首輪に違和感を感じやすいので、お散歩を始めたての子は暴れることも多いんですよね。
わたしが昔飼っていたチワワも、初めてのお散歩の時は「首がもげるんじゃないか!?」というくらい引っ張って首輪から抜け出そうとしたので、すぐにハーネスに切り替えました。
子犬に使うハーネスは柔らかい素材で胴体をすっぽり覆うウェアタイプがおすすめです。
まだ体が華奢な子犬は、ベルトタイプだと暴れた時に体が抜けてしまう恐れがあります。
暴れる=パニックになっているので、抜けて走り出した先が道路だったら・・と思うと怖いですよね。
しっかりと胴体を包んでくれるハーネスなら、安心して使用する事が出来ます。
ハーネスはアウトドアに最適
犬と一緒にトレッキング(登山ほどではない山歩き)をしたり、雪山や川で遊ぶときにもハーネスは大活躍します。
アウトドア用のハーネスは小型犬が使うものとは作りが違い、厚手で背中の部分に持ち手が付いているものが多いですね。
背中の持ち手は、犬を引き上げたり障害物を越える時の補助の際に役立ちます。
いざという時にも犬をホールドしやすいので、愛犬とアウトドアに出かける際はハーネスの使用がおすすめです。
ハーネスのデメリット
ハーネスは必要とする犬や場面によってはとても使い勝手の良いアイテムですが、使用する必要がない犬に使うと問題を起こしやすくなります。
健康で体力のある中型犬〜大型犬が通常の散歩でハーネスを使用することは、あまりお勧めできません。
散歩中の引っ張り問題が起こりやすい
ハーネスというのは、元々は荷物を引く犬の為に作られたアイテムです。
ソリを引いたり、ミルク缶を引いたりと、重い荷物を運ぶ為に力を入れやすい(前進する力が入りやすい)仕組みになっています。
その為、健康で元気な犬がハーネスを使うと前進する力が入りやすくなり、散歩中の引っ張りの原因となってしまうのです。
特に作業系の犬種や力の強い大型犬は引っ張ることが楽しくなってしまい、どんどんどんどん進もうとします。
力の強い大型犬に引っ張られたら、飼い主さんが引きずられて大怪我をする可能性もあります。
中型犬〜大型犬であれば、子犬でも首輪に慣らすようにしていきましょう。
飼い主さんの指示が伝わりづらいのでしつけにならない
特に中型犬〜大型犬で、ハーネスを付けながら一生懸命しつけをしようと頑張っている飼い主さんを見かけますが、ハーネスではしつけの効果を期待することは出来ません。
と言ってハーネスを使用する飼い主さんも多いのですが、私が今まで見てきたパターンではだいたいの犬が散歩中引っ張っていて大変そうでした。
散歩中に横を歩かせたい、引っ張り癖を治したいと考えている飼い主さんは、ハーネスではなく首輪を使用しましょう。
通常のベルトタイプではなく、チョークタイプの首輪がおすすめです。
軽くリードを引くだけで犬への合図が伝わりやすくなります。
fuzzyard(ファズヤード)のソフトハーネス
さいごに、めちゃくちゃセンスの良いハーネスを見つけたので紹介させてください!
犬用のハーネスってなかなかおしゃれなデザインが無いと思いませんか?
可愛らし過ぎたり、ミリタリー調だったり・・・
オーストラリア発のブランド「fuzzyard(ファズヤード)」はカラフルでおしゃれなデザインが魅力的。
ポップなカラーもあれば、パステルカラーやモノクロもあり、つい沢山欲しくなってしまいます。
海外の水着みたいで本当に可愛いfuzzyard(ファズヤード)のハーネスをぜひご覧ください♪
★サイズ表は一番下に記載しておきます
【クラッシュ】
【Footloose】
【サウスビーチ】
【Pokey】
【OKOK】
【ヘイエッセ】
【1983】
【RAD】
【MonkeyMania】
【スペースライダーズ】
【Scramble】
【TUCSON】
【Maharo】
【Fabmingo】
【Yeezy】
【GoNuts】
【HIVE】
とっっても可愛くないですか?
ソフトな生地は犬種ごとの体型に合わせやすく、裏側がメッシュになっているのでつけ心地も柔らかです。
fuzzyard(ファズヤード)ではXS〜XLまでのサイズ展開があります。
今回のご紹介は全てMサイズですが、販売ページから他のサイズも購入する事が可能です。
サイズ表は下記をご確認くださいね。
サイズ | 胴囲 | 頭周り | 参考適応犬種 |
XS | 25〜32cm | 22cm | パピー・トイブリーズ |
---|---|---|---|
S | 33〜46cm | 26cm | チワワ・ヨークシャーテリア |
M | 38~55cm | 32cm | プードル・シーズー |
L | 48~72cm | 40cm | パグ・ミニチュアシュナウザー |
XL | 55~80cm | 43cm | フレンチブル・コッカー |